萩焼香合九代三輪雪堂約100年前の作品 箱書きだけでも希少とのことです。30年以上前に萩焼の 旧家より、家族が購入して来た作品です。使用はして居ません。 たぬき香合 三輪窯の人間国宝10代、11代 2人の父親 三輪窯を受け継ぎ、当主として活動したのは主に大正期の後半の短い期間ということ ただ、九代を継承したのが何時のことか資料は残ってなくわかりませんが、先代が没した年以後は、確実にこの三輪窯を引継ぎましたが三輪雪堂は煎茶の道具の作品が極めて少ない上に、その様式も殆ど変化がないのです。 その答えはただ一つ。こと煎茶器に関する限り、三輪雪堂の代に焼かれた作品の製作期間が短かったという事以外考えられません。 つまり、父、雪山から窯を譲られてから、次代の十代休雪に渡すまでの期間。箱書きに九世　三輪雪堂 と箱書きして世に送り出した期間が極めて短いということなのです。箱だけでも希少 三輪九世雪堂は昭和二年の還暦の年、早々と窯を息子に譲って隠居しています。 常識で考えれば、九世　三輪雪堂の箱書きで出せる作品はこの昭和二年までということになります。(萩市の資料より) また、雪堂が父雪山から何時窯を引き継いだのかは、資料がないのでわかりません。 H50ミリ 高さ D47ミリ 幅 底45 ミリ 家族が大切に保管していた香合です。 古い物で御座います箱は時代と共に変色していますが、香合におきましては、ただただ この時代にこんなに素晴らしい作品が作れたのかと感心しております。 自宅保管のため、ご理解いただける方のみご購入ください。長年保管の為箱の帯を結び直す際にきれてしまいました。画像が全てです。 なかなか今では手に入らない九代三輪家の 作品です。何点か保管して有るので出品致します。よろしくお願いいたします。 焼き物···萩焼