大倉陶園が、平成の御代２０周年を祝して作り上げた碗皿揃い（ペア　カップ＆ソーサー）２客セットです。 同社のモットーは「良きが上にも良きものを」。高い品格を備えたその品々は、フランスのセーヴルやドイツのマイセンにも比肩する逸品と言われ、 皇室御用達窯としての地位を確立しています。 上皇様が、天皇として、２００９年に在位２０周年をの慶賀を迎えるにあたり、２００８年に平成の平和と更なる繁栄を願い５００揃限定で製作されたものです。 そのほとんどが、関係各位に配られた為、市販に出た数は少なかったので、希少なお品と思います。 
大倉ならではの透き通るような白磁に天皇家の家紋である菊の文様が金のエッチングを用いて描かれています。 
そしてカップやソーサーの瑠璃とマロン地の上には美智子上皇后のお印の白樺がプラチナを用いてあらわされています。
 大倉陶園がその威信をかけて、渾身を込めた力作で、気品と格調に満ちたお品と思います。 可憐なシェイプにエッチング（金蝕）で浮かびあがる菊と白樺紋様が華麗な逸品。 およその大きさですが、 カップの口径８.２cm 高さ７.４cm ソーサーの直径１３.４cm 高さ２.５cm 当時１１万円程で購入。 購入した時、美しいお品を眺めただけで(笑)まったくの未使用品で元箱にいれて保存していました。 誠実にお取引させて頂きますので、どうぞ宜しくお願い致します。