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CGケロ(クラシックCD2000点出品)
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①ラロ:スペイン交響曲ニ短調op.21 ②サン=サーンス:ヴァイオリン協奏曲第3番ロ短調op.61 ③サン=サーンス:序奏とロンド・カプリチオーソop.28 アルテュール・グリュミオー(ヴァイオリン) 指揮:マニュエル・ロザンタール コンセール・ラムルー管弦楽団 録音:1963年 アルテュール・グリュミオーは、ベルギーのヴァイオリニスト。アルフレッド・デュボワの門下で、20世紀のフランコ=ベルギー奏派の中心人物と見做される。フランコ=ベルギー奏派は、フランスのパリ音楽院とベルギーのブリュッセル王立音楽院に伝えられた芸風の派閥で、ジョヴァンニ・バッティスタ・ヴィオッティを祖とし、19世紀ではフランス人のピエール・バイヨやベルギー人のオーギュスト・ド・ベリオとアンリ・ヴュータンがその芸風を広めた。特にヴュータンはブリュッセル王立音楽院で数多くの門弟を育て、その中にはウジェーヌ・イザイがいる。グリュミオーの師であるデュボワは、イザイの弟子ということで、グリュミオーはヴィオッティから脈々と発展的に受け継がれてきたフランコ=ベルギー奏派の継承者なのである。何かにつけてグローバル化が進む今日に於いて、奏派という言葉は死語になりつつあるのだろうが、まだ奏派という言葉が実体を伴っていた頃のフランコ=ベルギー奏派の芸風の範例を知るという意味でも、グリュミオーの演奏を聴く意義は小さくない。 19世紀フランスの作曲家の作品ということで、フランコ=ベルギー奏派の十八番と見做されるレパートリー。ロザンタールの伴奏は総じてざっくばらんだが、要所はしっかり。奏者たちの自発性に任せたような演奏なのだが、清潔で麗しいグリュミオーの独奏を邪魔をしないような心得がしっかりとしている。ラロのスペイン交響曲は、縦の線を揃い損ねるとたちまち陳腐化するのだが、コンセール・ラムルーの面々は自由奔放そうでいて、その縦の線をきっちり揃えてくる。グリュミオーのキリッとした独奏も、オーケストラのサウンドを束ねる紐の役割を果たしている。ちゃらんぽらんさと生真面目さが不思議と融合するところが面白く、サン=サーンスの2作品では不思議なグルーヴ感がそこはかとなく漂う。ヴァイオリン音楽が大好きな人には是非とも持っておいてほしい秀演。 国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し 12 *まとめ買い値引き致します(要事前コメント)
1 month ago