20数年来の夢が叶い68才の春スペインのサンチャゴ巡礼に行きました。子育ては勿論、夫と私の4人の親の10年にわたる介護が終わり、「私もやりたい事があったはず」と思い出したのが20数年前NHKのシリーズで見たサンチャゴ巡礼。その時は「いつか歩いてみたい」でした。その後サンチャゴ巡礼に関する本を図書館で借りて読みましたが、当時は中世の巡礼が寂れ、あまり人が行かないため宿泊出来る所も食べる所も路も整備されていない、なかなか大変な行程の様でした。 20数年後、介護が終わり私の夢を実現できる時が訪れ、いざ行こうと思い調べ始めると、巡礼路は様変わり！ ①ユースホステルタイプの公営アルベルゲも道筋に整備され ②当時はスペイン語が話せないと苦労した道中がほぼ英語で困らなくなり ③何よりスマホによりあらゆる情報が入手出来る時代になってました！ 巡礼路そのものが世界遺産になり、世界中から沢山の人が訪れる有名な路となってました！ この間介護しながらも健康維持のため常に足腰を鍛えてましたので、68才とはいえ「行ける！」と踏み、翌春2018年に行くべく装備品を一つずつ揃え始めました。1番に好日山荘でLa Sportiva社のウォーキングシューズ、2番目に購入したのがこのモンベルのシュラフ(¥21,060税込)でした。今はもっと根が上がってるかもしれませんね。 他にシルクのインナーシーツを(¥14,300税込)で購入しています。 使用したのは全行程の2/3位でしょうか？と言うのは最初は慣れないので朝に寝袋を袋に収納するのにすごく手間取ってました。アルベルゲは山の尾根沿いの巡礼路にあり、５月の夜は冷える所もあり、ストーブで暖房してる所もあり、意外に寒くなくシュラフを全開にして掛け布団感覚で掛けたりしてました。翌朝　暗い中での出発に備えて結構着込んで直ぐ歩き出せる様にしてる人も多く、また一角に毛布を積んで借りられたりしたのでシュラフを使わない事も多々ありました。公営アルベルゲは基本2段ベットです。 リュックの中で1番シュラフが場所を取りました。 帰国し陰干しをし、袋ではなく不織布にゆるりと収納してましたが、780kmも歩く巡礼は充分堪能しましたのでこれから有効活用して下さる方にと、出品を決心しました。