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「生命の政治学 福祉国家・エコロジー・生命倫理」 広井 良典 定価: ¥ 1430品切れ 従来,別個に論じられてきた,福祉国家・社会保障,環境政策,生命科学・生命倫理上の諸課題を,社会システムという観点から統合的に考察することで,ライフ=生命/生活を貫く,新しい人間理解の視座を提示する.国際比較を交え,サイエンスとケアを媒介した臨床的次元も織り込んで,「定常型社会」の構想を確かに進める. ■本書の内容―「はじめに」の冒頭をご紹介します 本書は,「生命」ということを中心的なコンセプトにすえて,これからの時代の社会構想あるいはそこで行われるべき基本的な価値選択について,その基礎となるような枠組みや考えの道筋を明らかにすることを目的とするものである. 現代という時代において,あるいはこれからの時代の社会の構想において,特に本質的な意味をもつ三つの問題領域があると思われる.それは, (a)福祉国家あるいは(医療・福祉などを含む)社会保障に関わる分野 (b)エコロジーあるいは環境政策/環境政治に関わる分野 (c)生命倫理あるいは(生命)科学と人間との関係に関わる分野 という三つの領域だ.ところがこれらの領域は,日本のアカデミズムの強固な縦割り性も手伝って,それぞれが個別ばらばらに論じられており,それらが互いにどのような関係をもつのか,そしてまた,これらの領域の全体を視野に収めた上でのこれからの時代のトータルな社会構想や,そこでの価値判断の枠組みはどのようなものであるべきかといった(もっとも本質的な)問いが正面から問われないまま今日に至っている.本書で「問い」として浮かび上がらせ追求していきたいのは,こうしたテーマに他ならない. この場合,内容的な掘り下げに入っていく前に,上記の(a)から(c)の領域に通底するコンセプトがあるとすれば,それは(広義の)「生命」という概念ではないかと思われる. ここでいう「生命」とは,(「生命科学」といった用語に示されるような)狭義のものではなく,英語の「Life」という語がそうであるように,「生活」という意味を含んでのそれである.このようにとらえれば,上記三つの問題領域――福祉・環境・生命倫理――を横断するコンセプトとして「生命/生活」があるということは比較的容易に理解されるだろう #広井_良典 #本 #社会/社会・福祉
1 week ago