ニューエストS 1 東京都区分地図 METROPOLIS TOKYO 昭文社 1989年発行 昭和時代地図 昭和から平成へ時代が移る直前、今の還暦世代が社会人として若手バリバリの頃の東京を克明に記録した地図のご紹介。 1989年（平成元年）1月に発行された昭文社の『ニューエストS 1 東京都区分地図』。東京23区に加え、多摩地域（都下全市町村）から、伊豆諸島、八丈島、今ホットな青ヶ島、小笠原諸島まで、当時の東京都の全域を網羅した区分地図集です。 見開きいっぱいに広がる緻密な地図は、都心部の1:12,500、多摩地域の市街地の詳細図、さらに奥多摩や伊豆諸島、そして小笠原諸島（父島・母島、硫黄島、火山列島）に至るまで、当時の街並み、地勢、交通網を詳細に映し出しています。現在の地図では見られない旧地名や、再開発前の様子、廃止された施設や道路計画など、時の流れを感じさせる情報が詰まっており、戦後の古地図ファンや、都市計画、歴史地理に興味を持つ方にはたまらない内容となっています。 特に鉄道ファンにとっては、地下鉄路線図や各私鉄の延伸や平成初頭に大量撤去された引込線、専用線の廃止状況を確認できる資料としても価値が高いでしょう。例えば、晴海や築地への臨港専用線、多摩地域のニュータウン開発の様子や、都心部の主要幹線道路の当時の名称や交差点の様子の変化は、現在の景色と見比べると非常に興味深いです。 情報収集用の資料として実用するのはもちろん、バブル経済の熱気が残る東京の、活気と変化に満ちた時代を追体験できる、魅力的な一冊。 1989年 昭文社 21cm 160p 画像をご確認ください。 #こだわりの旅行ガイド・地図はこちら #ほかの地下鉄・路面電車関連品はこちら #廃線跡 #廃止駅 #廃線歩き #古地形図 #街歩き #街めぐり #ローカル鉄道 #旧版地図 #昭文社 #東京23区 #多摩地域 #伊豆諸島 #小笠原 #都心部詳細図 #首都圏交通図 #東京都区分地図 #昭和地図 #古地図 #地図 #道路地図 #ニューエスト #メトロポリス #METROPOLIS #東京