ドイツ製です。1930年代にドイツのドレスデンで創設されたバルダ社　BALDAのバルダックスカメラ(出品のカメラ)も資料によれば1930年代と思われます。 レンズはTessar 7.5cm f4.5ですが、他にラヂオナーやトリオプランなどの有名レンズ付きのものがあるようです。 シャターは全速滑らかに作動します。 絞りは絞り羽根にサビ無く真円で動きます。 ピント合わせは前玉回転方式ですが、スムーズに軽やかに動きます。グリスアップして調節しています。 前玉で無限位置に設定し、その状態でフイルム面からルーペで無限ピントを確認すると(4x5版撮影の定法)、無限は合っています。つまり、ピントリングの無限♾️とフイルム面の無限が合うようにレンズとレンズボードの間にリング状のスペーサ入れて調節しました。 外観は全体的塗装剥げがあり、補修塗装しています。 レンズは分解清掃しているの綺麗です。T位置、絞り開放でペンライトで見るとカビ、チリ、ホコリは勿論有りませが、極僅かなドットキズ？かスレ？が見えます。これは、清掃しても取り除けませんでした。当時のガラス硝材が柔らかいせか、オールドレンズでは良くあることだと思います。 値引交渉不可、NC, NRです。