道元のいわゆる『永平清規』のうちの『典座教訓』に 詳細な注釈を施した、『典座教訓聞解』です。 京都の貝葉書院発行で、巻末には明和6年（1769年）の 刊記がありますが、こちらはさらに奥付に電話番号の記載がありますので、 少なくとも電話が日本に導入されてから、明治の中期以降のお品です。 それでも、貝葉書院の書籍ですので、木版の手摺りであることは 間違いないと思われます。おそらく明治後期から大正あたりの お品ではと推測いたします。 ヤフオクでは1万円近くで落札された履歴のあるお品です。 お安く出品いたします。 少しのヤケや小傷がありますが、全体の状態は良いです。 お探しでいらした方に、典座教訓をしっかりと読みたい方に、 ぜひどうぞ。 注意事項 表紙に小傷が少し、本文用紙に一部ヤケ、シミがあります（画像）。 全体の状態は良く、おそらく90年ほどから 100年近い経年を考慮すると、美品の範疇と言えるものと思います。