フランスJTLより、希少な分数ヴァイオリンの出品です。 (JTLは19世紀半ばに創られたフランスの楽器製作会社です。) compagnonのモデルは1900年ごろの作品のようです。まだまだ良い材料を贅沢に使うことのできた時代のものでしょう。 横板に何か突き刺したような傷がありますが、貫通はしていないようです。 そんな力が掛かる場所ではありませんが、一応、膠を流し込んで対応済みです。 表板の傷はヒビではなく、線傷のようです。 一枚板の裏板、スクロールもニスの雰囲気と相まってとても良い雰囲気だと思います。駒、魂、ネック角度等問題なくすぐに弾いていただける状態です。 分数サイズなのでいつか使わなくなりますが、人気のフレンチヴァイオリンですし、手放すときのリセールバリュー的にもかなり良い選択肢だと思います。 歳月の磨き上げた風格漂う楽器は音楽に必要な感受性を育てるのにもってこいなのではないでしょうか。 専門店では30万～、メルカリでは13万～出品されているようです。値段的にもお買い得ですよ。 中古のケースに入れて発送します。 いかがでしょうか。