【古書・昭和22年】神秘流（第一號）催眠術教授書　日本帝國神秘舎（K_1249） 第一號目次 普通催眠術 応用催眠術 特殊催眠術 心力波及術 講述に際して 雑録参考等記入欄 新たなる會員に告ぐ 賢明なる諸君は本會々員となって大いに神秘流催眠術を研究せられることになったのは本會の大なる光栄とする所である。他日諸君が習得した術力を縦横に活用して大いに活社會に勇飛せらるゝの時あるを想像するとき、本會は大いなる歓喜の感情をおぼゆるのである。教授書第一号の開巻最初に於いて一言申述ぶる次第である。 普通催眠術教授書 第一章　普通催眠術の定義 　催眠術、そんなものが今の文明の世の中にあってたまるものか、と頭からはねつけてしまふ人は頭が古いと云うことが出来ます。ははん催眠術か、眠りを催す術だな大いに面白い術だなと云う人もまだ語るに足らないものであります。 　催眠術は文明の世の中に現に立派に存在してゐます。最近世の中の物質文明と精神文明との発達は却つて催眠術をして益々完全なものにせて呉れました。今の文明の世にあってたまるものかどころではありません。 　今の文明の世にあってたまるものかと云つてる人が実は文明から遠ざかってゐる人なのです。幸いにも諸君は催眠術の存在を認めて居いでになる。この意味に於いて諸君はこの術の存在を知らない人間や否定してゐる輩よりは進んでゐる文明人であると云ふことが出来るのであります。 ■形態：横13×縦17.7×厚0.4㎝　 ■頁数：61頁 ■発行所及発行者：帝國神秘舎　川宮馨 ■発行年：昭和22年7月5日発行 ■配布定価：- ■状態：表紙・背・裏表紙/ヤケ・シミ・汚れ・破れあり　三方/ヤケ・シミ・汚れ　中ページ/ヤケ・角折れ・乱丁あり ■発送：クロネコヤマトネコポスにて発送　郵便受けまでの配達　時間指定不可