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(JP¥28,000)
黒塗に蓋上部と内側朱塗の木製漆器椀五客、吉祥文の「蝙蝠(こうもり)」と「瑞雲(ずいうん)」の金蒔絵が描かれています。 「蝙蝠」は珍しい絵柄ですが、蓋の摘みが普通の環状ではなく「三日月の月輪(つきのわ)」に造形され、蓋の摘みとしては非常に珍しい形状です。 家紋研究によると、「三日月」は多く見られるが、「蝙蝠」は数例と少なく、組合せた「月輪に蝙蝠」の家紋の存在は定かでないと。また、江戸時代に「遊び紋」が流行り、当時の上絵師らが意匠し残した文様の中に「月(輪)に蝙蝠」があった可能性が高いとも。 塗りが「輪島塗」かどうか、「月(輪)に蝙蝠」が江戸時代の漆工や上絵師らが意匠し製作したものかどうか、継承され明治時代に製作されたものかなどは分かりませんが、アンティーク相当の経年品だと思います。 漆器椀に目立つ汚れ、欠けやヒビなどの傷みはほとんどなく、高台縁などに若干の塗り剥げは見られますが、経年の割に良好な状態の美品と言えます。 大きさ(㌢)重さ(㌘)はおよそ次の通りです。 大きさはほとんど差がなく、選んだ一客の数値。 【漆器椀身】 口径12、高さ5.6、8.1(蓋あり)、 高台1、高台径5.7/ 【漆器椀蓋】 蓋径11.3、高さ3.4、 摘み高0.8、摘み径5.3/ 【蓋付重さ】 140、151、152、154、157/ 非常に珍しい「月(輪)に蝙蝠」が意匠された木製漆器椀五客です。製作が江戸か明治かは分かりませんが、相当の経年の割には汚れや傷みはほとんど無く良好な状態です。 縁起の良いとされる「蝙蝠」と「瑞雲」の描かれた漆器椀ですが、朱塗と黒塗のコントラストも鮮やかです。正月の雑煮祝にいかがでしょうか。 ちなみに、昔の人は、旧年の農作物の収穫に感謝し、新年の豊作や家内安全を祈って雑煮を祝ったようです。 【参考に】 「蝙蝠」は「へんふく」と読むことができ、「福に変わる」という意味の中国語の「変福」は、発音がよく似ていることから、中国では古来コウモリは富や幸福を象徴する縁起物とされ、モチーフとしても多くの用途に。日本でも、江戸時代以降に「幸盛り、幸守り(こうもり)」の当て字が使われるなど、福を運ぶ縁起の良い生き物とされていたようです。 「瑞雲」はめでたいことの起こる前兆とされる雲のことで、より吉祥の意味合いが強くなるよう、縁起物と一緒に描かれることも多いようです。
2 days ago
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