数多くの出品物の中からご覧いただき、ありがとうございます。 『 井波彫刻　長谷進　謹作 『 菅原道真公 』 木彫　彫刻　供箱　』の出品です。 井波彫刻の名工、長谷進の勤作となります。 井波彫刻『菅原道真公』雪洞　榊壺　三宝　木箱付 サイズ:約30.5x21.5x33cm 材質: 欅(けやき) 雪洞:特小(PSE対応) 三宝：7寸と6寸×2 榊壷:蓋付榊壷 榊:竹製榊 井波彫刻とは、富山県 南砺市（旧井波町）で発展してきた木彫刻の伝統工芸品です。特に、瑞泉寺の再建時に京都から派遣された彫刻師から地元の職人が技術を学んだことが始まりとされています。特徴としては、クスノキやケヤキ、キリなどの国産材を使い、人物や動物、花鳥風月などを題材に、立体感のある躍動的な彫刻を施す点が挙げられます。また、荒彫りから仕上げまで200本以上のノミや彫刻刀を使い、両面から彫る「透かし彫り」という高度な技術が用いられます。欄間や置物、獅子頭などが代表的な作品です。 詳細: 歴史: 18世紀、江戸時代中期に瑞泉寺の再建に際し、京都から前川三四郎という彫刻師が派遣され、地元の職人がその技術を学んだことが始まりです。 特徴: 国産のクスノキ、ケヤキ、キリなどの木材を使用。 人物、動物、花鳥風月などを題材に、立体的な彫刻を施す。 荒彫りから仕上げまで、200本以上のノミや彫刻刀を使い分ける。 「透かし彫り」という、表裏両面から彫る高度な技術が用いられる。 代表的な作品: 欄間、置物、獅子頭など。 現在: 井波は日本有数の木彫刻の産地として知られ、2018年には「宮大工の鑿一丁から生まれた木彫刻美術館・井波」として日本遺産に認定されました。