◆昭和14年発行の古い本につき状態はあまり良くありませんので、ご了承のうえご購入ください。 ◆必ず全画像をご確認ください。 ◎戦記物語は、戦争を主題とする文学作品で、鎌倉室町時代にあらわれた保元物語・平治物語・平家物語・源平盛衰記・太平記・義経記・曽我物語等を総稱したものである。 戦記物語は合戦に関する事項を主材とし、更に自然と人事とにわたって、興味があり、趣致のある事柄を取合わせ、歴史上の事実に伝説や空想を加味し、華やかにして和漢混淆文を以て、盛衰興亡する人生のスカウトを面白く描写し、而も、それを国民の好尚に適するように理想化してあるから、国民性情の発動も著しく、最もよく国民的特色を発揮している。 ☆目次☆ ⚫︎戦記物語概説　敬神思想　尊皇忠君愛国思想　主従の情誼　伝統尊重　純愛思想　名誉思想　芸術趣味 ⚫︎日本文化の当面せる問題－漆原雪雄 ◉A5判。ペーパーバック。63頁。当時定価：二十五銭 ◉昭和14年2月25日 日本文化協会より発行 ★状態ー表紙にクスミ、シミ、端部のヤケ、角や縁部の傷み、背表紙のヤケや傷みと小口天地の濃いヤケやシミ、巻頭巻末見返しの多少シミ、50頁から奥付までの目立つシミ、頁のヤケや外周部のシミ、表題頁から5頁まで上縁部に小さな切れ、2頁・3頁元部のノド割れ、後半頁の軽い折れスジ等古い書籍につき状態は良くありませんが、読む分には問題ありません。