みにすた＠感動硯作家です。 墨を磨るのが楽しくなる、書画をかくのがもっと楽しくなる硯を作っています。 みにすた流の硯チューニング（墨池墨堂を作り替えて、硯の性能を上げる事）した雄勝硯です。 宮城県石巻市井内地区の玄昌石で作られた硯です。 正確に表記するなら、玄昌石硯です。 雄勝石自身が元々は玄昌石と言われている黒色粘板岩で、石巻市の旧雄勝町以外にも、登米市、石巻市一帯の広範囲で採石されていました。 石の特性を見ても、雄勝地区の石と変わらないです。 雄勝石を私は１０種類程度に特性で分類していますがが、雑に分類するなら、黒石、白石、ネズミ石（石の色でわける）の３種類で、この石は黒石に該当します。 この硯の石は黒石の中でもよい石です。 作硯者が採石業者なので、石は専門でも、硯の石を見る専門ではないです。なので、石がピンキリな傾向がありますが（石としての良しあしと、硯石の良しあしは別です）、この石はピンの方です。 当り外れで言えば、当たりです。 この硯は、玄昌石（雄勝石）の中でもムラが少なくよい石です。 軽い力で磨り心地よく滑らかに墨が磨れます。 墨はスイスイおります。直ぐに墨が黒くなると思います。 墨おりよく墨色もよい、発墨して墨の伸びもよく、気持ちよく磨れます。 濃墨から淡墨まで使えて、よい線が書けます。 油煙墨、松煙墨ともよい硯です。 かな（～全紙）、漢字（～半切）、水墨画によいです。 硯裏に（国立）宮城工業高等専門学校創立２０周年記念とあります。 既に閉校になっていますが、現　国立仙台高等専門学校名取キャンパスです。優秀な高専だったみたいです。創立２０周年なので、昭和５８年頃の作硯です。 サイズ：16.6×9.1×2.8㎝ 重量：940g ＊墨と同梱であれば墨を300円／本お値引きしてます。 ＊発送は全て輸送補償のあるメルカリ便を使用しています。 #みにすた硯（感動硯） ↑硯の一覧をはこちらをクリックください。 硯チューニング：墨おりの良さ、墨色の良さ、墨の伸び、撥墨、墨の磨り味の性能を上げて、よい書画が書ける様にする整備の事です。書画が上手くなった気がするとよく言われます。墨消費が２／３～１／２程度になると思います。 書　書道具 すずり　スズリ 仮名　漢字　写経　 日本画　水墨画　墨絵　絵手紙 和硯 筆　墨　硯　紙