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サットン
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「なぜこの本を手にすることになったのかは、もう覚えていない。しかし学生のころ、大学構内の片隅にあった喫茶店で夢中になって読んでいたことは覚えている。 この本は、作家辻邦生氏がパリ大学で日本文学について講義をするために1年間フランスに滞在した日々を、日記のように記録したものである。この本とともに、『夏の光満ちて』『春の風駆けて』が出版されているが、すべて「パリの時」という副題がついている。今だったら、ブログやフェイスブックに書き記すようなものであろうか。(中略)あれから3度パリを訪れる機会があり、ほかの国々を訪ねたり住んだりする機会にも恵まれた。そうした折に思うことは、それぞれの地に溶け込んだ人々の普段着の暮らしと生きざまに触れるような経験が楽しくもあり、人生を豊かにしてくれるということだ。そのためには良質のガイドが必要だが、私にとって旅のガイドとなり、豊かな人生の水先案内人となったのがこの本である。」(東海大学 大山七穂 教授) 中央公論社・昭和58年4月初版発行の辻邦生「冬の霧立ちて」函・帯付きです。装幀は人気の装幀家中島かほるです。函・本体ともパラフィン紙を掛けています。 経年によるヤケは少なく、シミや書き込みなどもありません。 中古本であることをご理解の上、購入のご検討をお願いいたします。
3 months ago