バッハ 　2枚組 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ＆パルティータ disc 1 ①ソナタ第1番ト短調 BWV1001 ②パルティータ第1番ロ短調 BWV1002 ③ソナタ第2番イ短調 BWV1003 disc 2 ④パルティータ第2番二短調 BWV1004 ⑤ソナタ第3番ハ長調 BWV1005 ⑥パルティータ第3番ホ長調 BWV1006 ナタン・ミルシテイン(ヴァイオリン) 録音:1973年 ミルシテインは切れのある美音で生き生きと旋律をうたいます。きめ細かく丁寧で美しい音色と心をバッハに捧げつくしたようで、感動の嵐に包まれてしまいます。 ミルシテインは1904年生まれ、ホロヴィッツと同年です。このバッハは2度目の録音(1度目はEMIモノラル)です。ミルシテインは一度も来日しなかったので、日本での人気はイマイチですが、この演奏は絶品です。69歳での演奏ながら、技巧の衰えは全くなく、そのきれと美音ではシェリング盤やクレーメル盤より上に置く方も多いと思います。Stradivariusを奏でる演奏はきめ細かく丁寧で美しく、低音も豊かな優秀録音です。あらためてバッハの奥深さにも感動させてくれます。1975年グラミー賞受賞盤です。 ナタン・ミルシテインのバッハに身を委ねるのは快楽の一つ。ミルステインのバッハはまこと低音が豊かです。演奏会の方がいいという態度はグレン・グールドの対極にあります。気に入らないところはテイクを何度も繰り返し、一番良いテイクを選んで編集するのをミルシテインは嫌いました。音楽の連続性が切れるからと言ってです。しかし、この演奏はスタジオ録音です。嫌いな録音スタイルでもこんな素晴らしい録音を残してくれました。「低音部を強調し、それが独立しているかのように強調することで、中声部を際立たせる」彼のテクニックはこの演奏ではっきりします。バッハをあまり聴かないか方にもこのCDを薦めたいです。音楽の好きな人なら誰でも好きになるでしょう。音が生きていて、まるで呼吸をしているようなバッハの律動が味わえるから。 輸入盤【廃盤】 盤面disc1に微すれありますが再生問題無し 全体的にはまずまずの美品です　24 ＊まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 　追加1点に付き各150円引き 　10点以上は全品150円引き （単品購入での値引きはご容赦ください）