97年初版。 カバーに経年劣化はありますが、本体は良好です。 高橋22歳のリリースで、全４冊中のラスト写真集となります。 一部に強く支持するファンがいたと漏れ聞く高橋ですが、この一冊で納得がいきます。 安達祐実がそうですが、子役時代に強い印象を残してしまうと成長後も背負っていかねばならない、宿命のようなものがあります。 高橋も安達ほどではないものの、映画「誘拐報道」「櫂」などの代表作を、10歳前後で持つ身となりました。 実は前年、有名俳優との不倫が発覚しているのですが、ワイドショーでは俳優の方はかなり追いまわしたようですが、高橋はほとんど名前が出ないほどでした。 最近不倫が報道されて、ほとんどのメディアをシャットアウトされた男女俳優がいましたが、時代の違いでしょうか。その俳優も奥さんに家を追い出されてキャンピングカーで寝泊まりしている、など野次馬感覚で面白おかしく取り上げられていたはずです。 ともかく深傷を負うことなく写真集もリリース出来た訳ですが、その俳優が迷ってしまったのも理解できるというものです。 女優が本業でしたので、このように高露出を避ける選択も当然ありうるのですが、その点不満に感じる方もあるでしょう。 一応出演映画で１本だけ裸身を見せたものはあります（子役時のものではなく20歳頃でした）。アイドル脱がせ屋との異名もある大林宣彦の監督作ですが、大林の配信やセルの状況は現在なぜか穴が多く、すぐ観られるかは怪しいものです。