2CD モーツァルト： ・弦楽五重奏曲第１番変ロ長調K.174 ・弦楽五重奏曲第２番ハ短調K.406 ・弦楽五重奏曲第３番ハ長調K.515 ・弦楽五重奏曲第４番ト短調K.516 ・弦楽五重奏曲第５番ニ長調K.593 ・弦楽五重奏曲第６番変ホ長調K.614 アマデウス四重奏団 セシル・アロノヴィッツ（ヴィオラ） 録音：1967、68、69、74、75年ステレオ OIBPリマスタリング EU輸入盤2CD 最初の弦楽五重奏曲kv.174は、モーツァルトが17歳のときに作曲されています。それから長いブランクののち1787年にkv.515とkv.516が書かれ、kv.593は1790年、kv.614はモーツァルトの生涯最後の1791年に書かれました。kv.406は『セレナーデハ短調』kv.388を編曲したものです。 モーツァルトにとって最後の2年間は、借金返済のための想像を絶する激務の連続でした。タイプの異なるオペラ3作『コシ・ファン・トゥッテ』(ブッファ)、『皇帝ティートの慈悲』(セリア)、『魔笛』(ジングシュピール)と『レクィエム』を手がけていたのです。そして、病状が悪化し、35歳という短い生涯をとじてしまいました。 『レクィエム』は未完成でしたが、報酬の半分を受けとるために、妻のコンスタンツェがモーツァルトの弟子ジュスマイヤーに補筆完成させたといわれています。 死が目前に迫っていた時期に書かれた弦楽五重奏曲kv.593ニ長調とkv.614変ホ長調から聴こえてくる音楽は、何を伝えているのでしょう？ disc 2 は17歳のときのkv.174ではじまり、途中にト短調のkv.516をはさみ、ラストは最期の曲kv.614で終わります。 美品