◆不動産附合とは、不動産に動産が付着し、分離することが経済的に不適当な状態になった場合に、動産の所有権が不動産の所有者に移転する法律の規定です。 ⚫︎定義：不動産と動産が結合し、分離すると価値が著しく低下したり、分離することが社会通念上不適切と判断される状態を指します。 ⚫︎原則：不動産に付合した動産は、原則として不動産の所有者のものとなります。 ⚫︎例：建物に設置された造作（エアコン、システムキッチンなど）、土地に植えられた樹木、土地に据え付けられた庭石 ◎本書は、数年前に発表した「不動産附合法の一考察(一)ー(六)」 法学協会雑誌94巻6巻6号、9 号、11号、12号、95巻2号、4号(1977年〜1978年)を補充・訂正したものである。 ☆主要目次☆ ⚫︎序章 研究の課題・対象・視角・順序 ⚫︎第1章 わが国の学説 ⚫︎第2章 現行民法典の起草過程 ⚫︎第3章 継受法と法の継受 ⚫︎第4章 わが国の裁判例 ◉A5判。函付き。ハードカバー。344頁。定価：¥7000 ◉1997年8月20日初版第2刷。有斐閣より発行。 ◉⑦〜⑨の画像が詳細目次になります。 ◉巻末に「判例索引」と「事項索引」があります。 ◉巻頭あそび紙上部に黒マジックの塗り潰しがあります。(⑤の画像) ★状態ー函に汚れ、端部の黄ばみ、一部折れ皺、背部の一部シミや上下部分の傷み等使用感があります。本体のパラフィンカバーにシワ、折れスジはありますが、本文は線引きや書き込みも無くきれいです。 ✳︎価格の値下げ交渉には対応しておりません。