猛将：柴田勝家、信長の妹：お市の最後の地 柴田神社(しばたじんじゃ)は、福井市内にある神社で、戦国時代の柴田勝家を主祭神とし妻の市を配祀する。境内には、市の三人の娘を祀る三姉妹神社もある。 鎮座地は勝家の居城であった北ノ庄城の本丸跡地と伝えられており、作られた時代は不明であるが勝家・市を祀る石祠があり、北ノ庄城の跡に築かれた福井城内の神祠として保護されてきた。 ご提供は「柴田神社」と「三姉妹神社」の見開き御朱印と由緒書の三点(二点？)セットです。 勝家とお市は、一緒に自害するほど深い絆で結ばれた夫婦として有名でした。二人を祀った紫田神社は「絆の宮」と言われ、夫婦・兄妹・家族の絆を御神得とし、縁結びの神社として有名です。 1583年、対立した豊臣秀吉に攻められた勝家は、自ら城に火を放ち、妻で織田信長の妹のお市や一族と共に壮絶な最後を遂げました。同時に城もわずか8年という短い命をとじたのです。城を訪れたスペインの宣教師、ルイス・フロイスは九重の天守などを見て、その壮大さに感嘆しています。織田信長の安土城をもしのぐ日本最大級のお城だったとも言われています。現在、神社には城の屋根の棟の端に置く大きなかわらである鬼瓦などが保存されています。