監修：真理の御魂 最聖 麻原彰晃尊師 指揮: 聖者ウルヴェーラ・カッサパ到達光師 演奏: ロシア・オウム真理教 シンフォニー・オーケストラ 「キーレーン」 　「92年、ロシア救済ツアーの帰り、チャーター機内で一つの曲が浮いてきました。この曲の (中略) 後半は現代ロシアの強さと悲しみを表わしていました。この強さと悲しみは、わたしの内側の世界と大変感応するものがありました。」(真理の御魂 最聖 麻原彰晃尊師) 　今回の尊師からのお布施は、このとき作曲された「御国の福音」の後半部分を交響曲にしたものをロシア・オウム真理教シンフォニー・オーケストラ「キーレーン」が演奏したものです。 　第1楽章にはこの曲の主題のメロディーが用いられています。尊師の持たれている強い哀れみと悲しさと強さが、きっと皆さんの心に浸透することでしょう。 　第2楽章には神聖世界に至る教えである「御国の福音」の内容・明るさ・威厳 静けさが表わされています。この楽章を聴くことによって、煩悩から解放された一種独特の幸福感を味わうことができるでしょう。 　第3楽章では神聖世界の教えの広がりの速さが表わされています。 　第4楽章は神聖世界の教えの広がりに伴う魂の明るさが主題になっています。エネルギー・明るさ・広がりといったものを感じることができるでしょう。そして、皆さんの中に潜む「神聖」の部分がこの曲の響きと感応し、光に満ちた世界へと道が開けることでしょう。 　救済3年の大改革は、皆さん一人一人がオウム真理教の提唱する二つの救済「内側の救済」と「外側の救済」をしっかり意識し、それを実現するために、二つの系統の修行を進めていただくことが目的です。その一つは「個の救済」すなわち教学修行を進めることによって自己の霊性を高め、心を成熟させるための修行であり、二つ目はいまだ真理の流れに入っていない人々を真理の道に導き入れる「到達真智運命魂としての修行」です。 　今回、交響曲「御国の福音」が尊師からお布施されたのは、皆さんがこの曲を聴くことによって、背景に流れている強さ・哀れみ・悲しみといった尊師のデータを深い意識に根づかせ、救済に向けて自己を鼓舞できるようにとの尊師のご慈愛によるものです。しっかり記憶修習し、日々の修行に、そして救済活動に役立ててください。