帝国日本の観光ーー政策・鉄道・外地 千住一(著/文 | 編集)老川慶喜(著/文 | 編集)渡邉恵一(著/文)李良姫(著/文)杉山里枝(著/文)高嶋修一(著/文)曽山毅(著/文)平井健介(著/文)林采成(著/文)高媛(著/文) 発行：日本経済評論社 2022年2月28日 定価5390円 A5判 縦215mm 横155mm 288ページ 内容紹介 帝国日本の拡大はいかなる観光を生み出し、観光はいかに帝国日本を支えたのか。 内地、台湾、朝鮮、満洲、青島の観光開発、誘致事業、メディア表象を史的観点からひろく検討。 目次 序 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　千住一　 ■ 第１部　政　　策 第１章　国際観光局の外客誘致政策と交通 　　　　　　　千住一　 第２章　戦前期雲仙における観光客と国際観光政策 　　　渡邉恵一　 第３章　日本統治期朝鮮の鉄道と観光政策 　　　　李良姫 ■ 第２部　鉄　　道 第４章　明治期日本の鉄道と「行楽」―回遊列車の流行 　老川慶喜 第５章　戦間・戦時期私鉄の観光事業の展開 　　　　　―名古屋鉄道を事例に　　　　　　　　　　　　杉山里枝　 第６章　幹線鉄道の発達と鉄道供食産業の展開 　　　　　―戦前期の東海道線と東華軒を事例に 　　　　高嶋修一 第７章　日本統治期台湾の「視察・観光対象」―「台湾鉄道旅行案内」を中心に 　　曽山毅　 ■ 第３部　外　　地 第８章　日本植民地期台湾における旅人宿 　　　　　　　平井健介　 第９章　日本占領下における山東鉄道の沿線観光 　　　　林采成　 第10章　戦前日本における満鉄の観光誘致 　　　　　　　高媛　 あとがき 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　老川慶喜