Rickenbackerのビンテージギターアンプです。 Jensenスピーカーのシリアルより1960年生産の個体と思われます。 （220=Jensenコード、034=1960年34週） 当時はラップススチールギターとのセットで1955年にリリースされましたが、 現在ではFender ChampやGibson Skylarkなどと同様、エレキギター用としても使用されるアンプです。 構造も上記２機種と非常に酷似しており、6V6、5Y3GT、12AX7と小型ヴィンテージアンプの定番スペック。 ネームバリューこそChampに譲りますが、サウンドは引けを取らないと思います。 柔らかいクリーンサウンドからだんだんとナチュラルにドライヴしていくサウンドは、 現代の精密かつ優秀なアンプからでは得られない、不完全かつ寛容な時代こその唯一無二のサウンドです。 （funkojisanの動画内でも、kenkenさんがchampより全然いい！と絶賛されていました） 自宅で真空管のサウンドを気軽に楽しむも良し、レコーディングに活用するも良し、 そしてコレクションとしても充分お楽しみ頂ける一台です。 ・バックパネルのビスが部分的に交換されています。 ・真空管とトランスは交換されているようです。 ・元々の仕様かはわかりませんが、電源を入れてから動作するまでに2.3分待機時間が生じます。 非常に古い真空管アンプであることから、パーツの変更点等に関しましては現状渡しとさせていただきます事、予めご了承下さい。 クリーンなのに何処かジュワッとした絶妙な雑味を感じる、お気に入りの一台でしたが、住環境の変化から鳴らすことが難しくなったため出品いたしました。ビンテージ機材にご理解があり、メンテナンス含め管理できる方に末長くご愛用いただければと思っております。