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CGケロ(クラシックCD2000点出品)
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ヴィヴァルディ 協奏曲集《四季》作品8 第1番《春》 第2番《夏》 第3番《秋》 第4番《冬》 ギトン・クレーメル(ヴァイオリン) 指揮:クラウディオ・アバド ロンドン交響楽団 録音:1980年 世界最高のヴァイオリニスト、クレーメルがまだ「鬼才」と呼ばれていた頃の録音です。クレーメルが通俗名曲を演奏するとどうなるのか、予想通り、その鋭い感性で個性的な演奏を展開しています。イ・ムジチなどの演奏に慣れ親しんだ方こそ、その違いに面白さを感じていただけると思います。バロック協奏曲の演奏といってもイ・ムジチのような室内楽志向ではなく、独奏者と指揮者がぶつかり合うコンサートホール的な演奏になっています。弦楽は、轟音となって降り注ぎ、圧倒的な音圧で疾走します。完璧に刻み上げたアバドの音楽と弦楽群の音圧を、クレーメルがヴァイオリン1本の響きと存在感で対峙しています。聞き流す音楽ではなく、思わず聴き入ってしまうような種類の音楽になっています。 それでも、主導権は当然鬼才ソリストの側にあるので、アバドは納得いかなかったのでしょう。クレーメルのペースで進められたセッションにアバドは不満で、この演奏の商品化に反対したそうです。この録音以後2人の共演は一度も無く、関係修復はできなかったようです。そのあたりも含みながら聴くとさらに面白いです。 解釈は至ってシンプル。しかしこのような演奏が出来るのはギドン・クレーメルの類稀な才能であると言えよう。彼ほどソロを思い切って攻撃的に、ピアノを繊細に演奏しているバロック奏者が他に居ようか? 当たり前のことなのだが、彼はそれを忠実に実行している。これを聞けば「ビバルディの四季」が何なのかが必ず良く分かるようになる。ストレートで無駄の無い、クラシックな演奏だ。あまりにも通俗化してしまった《四季》が、本当は高貴なクラシック音楽なのだと言うことを再確認できる。そして、この演奏を聞いた後には、大きなエネルギーをもらい、「本当にこの音楽を聴けて良かった」と言う気持ちになる。 国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し 11 *まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き、10点以上は全品150円引き (単品購入での値引きはご容赦ください)
3 weeks ago