(JP¥14,900)
#しっぽのお人形 現在の押絵羽子板の基礎を作ったと言われる永井周山。その秀作は吉徳これくしょん(吉徳人形美術館)にも収められています。 こちらは普及版ではなく、美術品として限定制作された逸品で、右上に「周山作」と銘も入っています。 この様なお品が残っていることは稀です。 「吉徳これくしょん」(台東区有形文化財)の説明を読みますと、周山は研究熱心で、かの鏑木清方が愛し、後に清方の絵を元に作品を生み出したりもしているそうです。 モチーフは歌舞伎の大看板、市川団十郎さんが演じる曽我五郎。矢を目立たせるデザインとなっていますので、曽我物の中でも「矢の根」という演目でしょう。 演者が団十郎だと言うことは、裏側の三枡(市川家の定紋)から明らかです。 この演目は、富士山の麓で見事本懐を遂げるという吉事が、富士を背景に置く舞台の見取りの美しさと共に江戸の人々に好まれて、今でもお正月によく取り上げられています。 曽我五郎十郎はそれぞれ衣装の絵柄が決まっていて、「蝶々千鳥」と呼ばれます。 荒々しい隈取りに蝶々ですから、この羽子板は五郎に違いないのです。 繊細な甲冑の作りも見どころの一つですね。 裏絵は、冒頭で説明しました市川家の定紋である三桝、そして牡丹です。いずれも手描きです。 全体的にとてもきれいな状態で保存されていますが、矢の根元が折れているように見えます。なお、矢は板に接着されており、外れたりはしません。 高さ約20cm弱、矢の先まで含めると およそ23cmです。 木製金箔ちらしの台がついています。
1 week ago
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月光のしっぽ 22日〜月末お休みします
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