鉄道模型趣味 1969年8・9月号 2冊セット 木曽森林鉄道 小田急凸電 C11 ナローゲージの聖地から大手私鉄のレア編成まで！TMS黄金期の鉄道模型と実物を記録した貴重なセット 鉄道模型製作の「聖書」として知られる『鉄道模型趣味（TMS）』の、昭和44年（1969年）の8月号と9月号の2冊セットです。この時期のTMSは、模型製作技術の深化と、実物への深い探求心が融合した黄金期の内容で、現代の鉄道趣味の原点を知る上で極めて重要な資料です。 最大の魅力は、2号連続の「木曽森林鉄道を行く」レポートです。廃止直前ではなく、バリバリ現役時代の王滝本線と濁川支線廃線跡を、実際に現地で詳細に記録した記事は圧巻。当時の「きそしん」の日常の姿は、現在の廃線跡探訪では得られない50年以上前の空気感を伝えます。ナローゲージや森林鉄道の愛好家にとって、実地の一次資料として稀少性は計り知れません。 さらに、大手私鉄のニッチな運行も収録。9月号の小田急電鉄ED1010と無蓋貨車による「凸電の引く砂利列車」のレポートは、失われた大手私鉄の貨物輸送を蘇らせます。また、山陽2000形や京阪2000形、そして国鉄のC11、C12といった名車たちが新車だった時代の模型化テクニックや車両製作記は、当時のモデラーの熱量を示しています。 この2冊には、車両製作、レイアウトテクニック、Nゲージストラクチャーの解説、蒸気機関車のディテールに迫る記事など、全てのモデラーに刺さる情報が凝縮されています。当時の鉄道模型界のトレンドと、失われた日本の鉄道風景を同時に楽しむことができる、歴史的にも価値あるセットです。 1969年 機芸出版社 B5版 2冊セット #ほかの鉄道書はこちら #ほかの「軽便ナロー専用線」はこちら #鉄道模型趣味 #TMS #木曽森林鉄道 #ナローゲージ #小田急電鉄 #ED1010 #凸電 #砂利列車 #C11 #C12 #山陽2000形 #京阪2000形 #模型製作 #レイアウト #機関車製作記 #濁川支線 #王滝本線 #昭和44年 #貴重資料 #TMS黄金期