再び台頭する若い世代の差別への抗議に応えジェンダー制度を見つめ直した一冊。 制度化された生と性の物語に回収されることを拒否する富岡多惠子のはぐれものたち――本書は、富岡文学の前衛性を明らかにし、差別の構造を解体するラディカルな表現を分析したフェミニズム批評である。 「「はぐれもの」の思想と語り 富岡多惠子論集」 水田宗子 / 水田宗子 定価: ￥ 2546＋税 #水田宗子 #水田宗子 #本 #日本文学／評論・随筆 ⚫️富岡 多惠子（とみおか たえこ、1935年〈昭和10年〉7月28日[1] - 2023年〈令和5年〉4月8日[2]）は、日本の詩人・小説家・文芸評論家。日本芸術院会員。上方お笑い大賞選考委員。静岡県伊東市在住。本名は菅多 恵子[3]、夫は現代美術家の菅木志雄。 富岡 多惠子 （とみおか たえこ） 『現代詩大系 6』（思潮社、1967年） ペンネーム 富岡 多惠子 誕生 菅多 恵子 1935年7月28日 大阪府大阪市 死没 2023年4月8日（87歳没） 静岡県伊東市 職業 詩人 小説家 文芸評論家 最終学歴 大阪女子大学文学部英文科 活動期間 1957年 - ジャンル 詩・小説・評論 受賞歴 1958年、詩集『返礼』で第8回H氏賞受賞 1961年、『物語の明くる日』室生犀星詩人賞 1969年、映画シナリオ『心中天網島』でシナリオ賞秀作賞受賞（篠田正浩、武満徹との共作） 1973年、小説『植物祭』田村俊子賞、『冥土の家族』女流文学賞 1977年、「立切れ」（『当世凡人伝』に所収）川端康成文学賞 1994年、評論『中勘助の恋』読売文学賞 1997年、小説『ひべるにあ島紀行』野間文芸賞 2001年、評論『釈迢空ノート』紫式部文学賞、毎日出版文化賞 2004年、日本芸術院賞受賞 2005年、評論『西鶴の感情』伊藤整文学賞、大佛次郎賞 著書 『返禮』山河出版社 1957 『カリスマのカシの木 詩集』飯塚書店 1959 『たまる 『じえすちーぬ 『女友達 詩集 『富岡多恵子詩集 『ニホン・ニホン人』1968 『厭芸術浮世草紙 『青春絶望音頭 『厭芸術反古草紙 『行為と芸術 十三人の作家 『丘に向ってひとは並ぶ 『回転木馬はとまらない 『歌・言葉・日本人 歌謡曲、ああ歌謡曲 『わたしのオンナ革命 『仕かけのある静物 『結婚記念日』1973 『植物祭