ご覧いただきありがとうございます。 コレクターの家族から譲り受けた物を整理していて出てきた物のひとつです。 サイズ:12cm*8cm 精緻な彫刻が施された観音菩薩像と思われます。観音菩薩は慈悲と救済を象徴する仏教の尊格であり、多くの仏教文化圏で信仰されています。 像は、霊獣の上に安座し、優雅な姿勢で片足を前に伸ばしています。これは「遊戯坐（ゆげざ）」と呼ばれるポーズで、自在な慈悲の働きを表しています。また、左手には蓮の花を持ち、清浄や悟りを象徴している可能性があります。 背後には精巧な装飾が施された光背（後光の象徴）があり、仏像の神聖さを際立たせています。仏教美術の価値ある一品です。 状態などは、画像でよくご確認いただき、ご自身でご判断ください。