正絹精華ちりめん生地の袷の長襦袢です。 やわらかい青色の浅縹(あさはなだ）色で、背に金採使用の富士山を描き、その下に描かれた扇面に日本画を描いています。 川に橋がかかり、松林の中に茅葺の古民家が静かにたたずむ光景で、日本の伝統的な様式を汲んだ日本画です。 便利な生活、流行を追いかける現在の生活とかけ離れた心の豊かさを大切にした懐かしく温もりのある生活の場を描いています。 長襦袢は袷で、裏地は薄い緑色がかった鼠色で正絹の羽二重を使用しています。 寸法（単位㎝） 長襦袢身丈（背）131　裄67　袖巾33,5　袖丈47　後巾32　前巾29 後ろ身頃に汚れがあります。（写真5~9枚目） 肩山から後ろ身頃に薄い汚れがあります。（写真5，6，11~13枚目） お召しになられる分にはそれほど影響はないと思いますが、仕立てに不具合が有ったようで、裾に袋が入っています。（写真5，6、14枚目） シミ汚れ等は出来る限りチェックしておりますが、見落としのある場合もございます。ご理解のほどお願いいたします。 デジカメの画像です。モニターによって色の違いが出ることがありますので、ご了承ください。 撮影に使用しましたマジックベルトは今回の出品物ではありません。