鉄道ピクトリアル 1985年5月号 No.447 特集 103系通勤形電車 国鉄通勤形の金字塔！「みんなだいすき103系」のすべてを網羅した伝説の特集号 「国鉄時代の通勤形電車」の「原点にして頂点」、103系の魅力を余すことなく掘り下げた、1985年5月号（No.447）の鉄道ピクトリアルです。国鉄末期という節目の時代に組まれたこの特集は、その内容の濃さと資料価値において、103系ファンにとって「バイブル」と称されるほどの決定版です。 巻頭では、通勤輸送のスペシャリストとしての103系の活躍を豊富な写真で紹介。「カラーで見る103系電車のあゆみ」や、ファン垂涎の「混色編成のいろいろ」といったグラフ記事は、そのカラフルな歴史を視覚的に楽しませてくれます。さらに「103系電車 形式集」や、珍回送集といったマニアックなテーマまで網羅し、形式写真だけでなく、現場での「生きた姿」を記録しています。 本文記事も充実しており、103系誕生のいきさつ、車両のあゆみ、そして詳細な履歴表に至るまで、技術的・歴史的側面から深く解説。福原俊一氏が中心となった記事は特に読み応え十分で、当時の鉄道研究の熱量が伝わってきます。 また、103系だけでなく、京急ファンにとっても見逃せない内容を含んでいる点です。高松吉太郎氏による京急空港線の特集では、現在の羽田空港とは異なる初代羽田空港駅時代や、幻の駅「穴守駅」があった頃の懐かしく貴重な写真を多数掲載。地平駅時代の京急蒲田駅で400形がピストン輸送を行う姿など、昭和の京急の記憶を辿るための一級資料です。 新型車両1500形のデビューが決まったばかりで、まだ実車写真がない時代の貴重なカラーイラストも、その時代の雰囲気を伝える資料として魅力的です。103系と京急、二つの異なる路線・車両のファンにとってダブルで価値の高い稀少な一冊と言えます。 1985年 電気車研究会 B5版 表紙光沢部は斜めから光を当てるとわかるスレあり。余白部分が若干日焼けが表れていますが、中身本文は新品に近く状態良好です。 #ほかの「鉄道ピクトリアル」はこちら #ほかの鉄道書はこちら #ほかの京急グッズはこちら #103系 #国鉄 #通勤形電車 #鉄道ピクトリアル #京急空港線 #穴守駅 #京急蒲田 #400形 #1500形 #京急ファン