◆昭和41年発行の古書になりますが、興味のある方はご利用ください。 ◎ この本は、英国の歴史、文化、思想における変化を分析し、近代社会への移行期における精神的な動きを考察しています。 ◎具体的には、以下の点が議論されています。 ⚫︎宗教改革の影響:宗教改革が英国社会に与えた影響と、それが近代精神の形成にどのように貢献したかを分析しています。 ⚫︎ピューリタニズムの役割:ピューリタニズムが英国の道徳観や価値観に与えた影響、そしてそれが近代社会の倫理観にどのように繋がったかを考察しています。 ⚫︎科学革命の勃興:科学革命が英国にもたらした変化と、それが合理的な思考や実証的な態度を育んだことを論じています。 ⚫︎啓蒙思想の影響:啓蒙思想が英国の政治思想や社会思想に与えた影響、そしてそれが自由主義や民主主義の発展にどのように寄与したかを分析しています。 ⚫︎文学・芸術の変化:文学や芸術における新たな潮流が、英国の精神文化にどのような変化をもたらしたかを考察しています。 ☆目次☆ Ⅰ中世風ー①中世人の生活基盤②中世キリスト教会の体制③体制に関する中世思想④中世の思想と感情 Ⅱ個人主義の温床ー①農村の変貌②都会の変貌③中世生活体制の崩壊 Ⅲ国家主義の感情ー①反教権風潮②土語から国語へ③国史意識の生長 Ⅳ信仰と理性ー①自然秘術②中世学問の分解③ヒューマニストの歴史的立場 Ⅴ典型的人物トマス・モアー①青年モアの政治的環境②近代の成り上がり者③リチャード三世伝④クリスチャン・ヒューマニスト⑤最後の共和国家ユートピア⑥官僚と宗教改革⑦むすび・個人と個人主義ほか 巻末に「註記」あり。 ◉A5判。ハードカバー。函付き。263頁。当時定価：¥900 ◉昭和41年11月25日初版。研究社より発行。 ★状態ー函にキズ、黄ばみ、全体的なシミや汚れ、角部の傷み、背や天部のヤケ、背部のヨレ等強い使用感があります。本体（パラフィンカバー無し）布表紙にクスミ、斑点状のシミ、背表紙のヤケと小口天地のヤケや細かいシミ、巻頭巻末見開きのヤケやシミ、表題頁のヤケやシミ、頁のヤケ、40頁端部の小さな破れ(最後の画像)、一部頁上部の軽い折れスジ等使用感はありますが、本文に線引きや書き込みは無く通読に問題ありません。 ✳︎価格の値下げ交渉には対応しておりません。