1968年12月10日第1刷発行 四六判・全351ページ 函入り 定価950円 勁草書房発行 □明治、大正、昭和の三代の長きに渡って作家、文芸評論家として活動した文学者です。 無名で売れない円地文子が、作家として認められたきっかけは、1955年(昭和30年)に正宗白鳥が、短編小説集「ひもじい月日」を賞賛したからであると、ほとんど全ての各種日本文学全集の「円地文子年譜」に書かれています。 文壇でそれほど大きな影響力を持った存在でした。 ■本の状態 ◎全般的には、函にはヤケ、ヨゴレが目立ち、本体の背表紙には少しヤケがありますが、中身はかなりキレイです。 ★函の背、オモテに、ヤケ、ヨゴレ、ヘコミがあります。写真1、2 ★写真では分かりづらいですが、本体の天、小口に微少なシミがあります。写真9、10 ★ウラの見返しに、値札を剥がしたような跡があります。写真14 ☆本文中はとてもキレイで、目立つようなヤケ、シミ、ヨゴレはありません。 ☆書き込み、破れ、折れ跡などもありません。 以上、古書の経年劣化をご理解の上ご検討をお願い申し上げます。