「小林は昭和４０年（1965）に「新潮」６月号に『本居宣長』の連載を始めて、実に１１年にわたってこれを書き継いだ。そのときですでに７４歳であったが、さらに３年後にも『本居宣長補記』の連載をして７８歳まで書いた。」 「己れを捨てて学問をすればおのずと己れの生き方が出てくる。源氏物語、古事記、...生涯一貫、古典との対話で日本人の生き方を究めた大学者宣長、その頭の中の波乱万丈。」 Google Books 新潮社・平成３年３月28刷発行の小林秀雄「本居宣長」と、平成５年１月12刷発行の「本居宣長補記」の帯付き2冊セットです。表紙はクロス装で、装画は日本画家の重鎮、奥村土牛です。 函・本体とも経年によるヤケもほとんど無く、汚れ、シミ、書き込み、シールの剥がし跡などもありません。「本居宣長」は元パラ付きですが撮影の為はずしています。中古本であることをご理解の上、購入のご検討をお願いいたします。