(JP¥1,990)
『ジム・ホール ジャズ・ギターの探検』 ジム・ホール 著/粟澤博幸 監修/藤井美保 翻訳 定価: 2700円 ソニー・ロリンズやビル・エバンスと共演した超名盤をはじめとして、モダンジャズのファンでジム・ホールを聴いたことがない人はいないと思う。この本は、1950年代後半から2000年代以降まで常にトップ演奏者として活躍し続けたジム・ホールが1990年に書いたもので、この日本語の翻訳本はリットーミュージックから1996年に発行されたもの。 本の内容は、楽譜集+演奏解説のようなプレーヤー向けの本で、数々の曲の楽譜とともに本人がジャズギター演奏にまつわるいろいろなことについて語っている。 最初のほうにはジム・ホールがどういう経緯でジャズギタリストになっていったか自伝のような話と、当時のジャズ界のさまざまなエピソードがあったり、なかほどにはチャーリー・クリスチャンや他のギタリストについて語っていたり、ほんの数ページだけだがヴィレッジ・ヴァンガードでのいくつかの思い出など、ジャズファンならば思わず唸るような楽しい話がちりばめられている。 楽譜を提示して、ジム・ホール自身の演奏についての弾き方/考え方を曲のフレーズのところどころに挟み込むように語っている部分になると、理論的な話にも及ぶから、楽譜が読めて、かつ多少なりともジャズギターを演奏する人でなければ、とてもついていけない。 というか、この本自体がジム・ホールを師匠と仰いで教えを受けるようなもので、腕に覚えのあるジャズ演奏者でも、細部まで読み解くのは難しいかもしれない。 以下、裏表紙の写真下にある文章を転載させていただくと; 「もし今、音楽の方向性やアイディアとに行き詰まっていたら、きっとこの本がその迷い込んだ音楽のジャングルから救い出してくれる。 ● 本質に気づくことの重要性 ● 音楽的であるために必要な準備 ● 作曲のアイディアとインスピレーション ● ジャズ・インプロヴィゼーションの考え さあ、ジム・ホールと一緒に音楽の探検に出よう。」 自分がギターを弾かなくても、ジャズを含めて音楽に深く関わりたい人ならば、何がしかの示唆を得られると思う。とくに若い方にはお勧めしたい。 #ジム・ホール #Jim Hall #ジャズ #ジャズギター #ギタリスト
3 週前
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