多摩地方の鉄道について、明治時代から1990年代までの発展を、社会や地域開発とからめながら網羅的に考察した専門性の強い一冊。 カバーと小口に相当のヨゴレがありますが、中身は問題ありません。 日本経済評論社 1993年 Ａ５判 306P 定価：2,884円 #野田正穂 #原田勝正 #青木栄一 #老川慶喜 #和久田康雄 #山田俊明 #鈴木文彦 #中川浩一 #渡邉恵一 序章　多摩の鉄道への視点 第１章　多摩の夜明けと鉄道（産業革命の進展と甲武鉄道；川越鉄道と青梅鉄道；鉄道国有化と多摩の鉄道） 第２章　多摩の産業と鉄道（生糸と鉄道；砂利と鉄道；石灰石と鉄道） 第３章　多摩の郊外化と鉄道（第一次大戦後の郊外化の進展と鉄道；郊外電車の発展；行楽地・別荘地としての多摩；昭和初期の不況と鉄道；バスの発達と鉄道） 第４章　多摩の都市化と鉄道（第二次大戦下の再編成と戦後の復興；高度経済成長と鉄道の役割；私鉄の沿線開発と住宅地化；多摩ニュータウンの建設と鉄道；首都圏の成立と外環状線；私鉄資本とバス事業） 第５章　多摩の現状と鉄道（鉄道の輸送力強化；レジャーと鉄道；駅と駅前の再開発；南北交通問題と鉄道） 終章　多摩の将来と鉄道の役割 付録　多摩地方の鉄道網発達史年表 #多摩 #八王子 #立川 #国分寺 #国立 #吉祥寺 #東急 #小田急 #京王 #中央線 #八高線