曹国舅（そう こっきゅう） 金箔巻きの胡麻油煙墨です。 私の出品している胡麻油煙墨の中では、最上位に位置する高級墨です。 中国八仙は中国で特に有名な八人の仙人。宋代（960年～1279年頃） 日本の七福神のような存在です。 その中で曹皇后の弟が「曹国舅 」そう こっきゅうです。 国舅とは皇后の親戚の称号です。 墨裏面の図は曹国舅が貴族ですので、八仙の中でも一番豪華な衣装を着ています。 曹国舅は掛け軸や陶磁器などめでたい絵の題材になる芸術のモチーフです。 胡麻油煙墨の最上級品ですので粒子がとても細かく、紙の深部まで浸透する超級の油煙墨です。 細かな煤と膠が一体となった文字は堅牢になり、日光や寒暖にも耐え、細菌や虫の侵食をも防ぎます。 曹国舅の墨色は幽玄な純黒で気品のある墨色です。 この墨の特徴は非常にのびが良く、濃墨では深みのある純黒、淡墨では澄んだ赤茶系の色です。 濃墨から中濃墨にかけての艶のある純黒が特に際立ちます。 艶のある墨色は仮名、漢字、水墨画の作品用に最適です。 定価15,000円(税抜)の高級胡麻油煙墨です。 サイズ：134×33×15mm 重さ約82ｇ ※新品未使用 桐箱入りです。写真が実物です。