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ブラームス 交響曲第2番ニ短調作品73 指揮:エフゲニー・ムラヴィンスキー レニングラード・フィルハーモニー管弦楽団 録音:1978年4月29日レニングラード(ライヴ) 第2番はすべての楽章が長調で始まり、ブラームスの中で最も明るい曲となので、ブラームスの「田園交響曲」とも呼ばれます。前へ前へ進む力にあふれ、クライマックスでは畳みかける情熱がもの凄く、ときには”ノリのよさ”すら感じます。磨き抜かれた弦の響き、宙空を突き抜ける管楽器の歌、大地に根付いてとどろく打楽器。どれをとっても、ロシア的で哲学的な優美の世界、この美しさはムラヴィンスキーならではのものです この演奏は、レニングラード・フィルの鋼鉄のように強靭な弦が強烈な印象を与えます。ドイツ風と評しても良いほど泥絵具のように暗めの重厚な響きなのですが、弦の旋律の歌わせ方にコシがあって独特に粘りがあります。それが霧がかかった湿り気を帯びたロマンティックな柔らかい印象を呼び起こすことはなく、石造りのがっしりしたゴチック調の建築物を見るような印象がします。多分、そこがロシア的なのかなと思います。しかし、これはブラームスの形式感覚に通じるものだと思います。特に見事なのは第1楽章です。早めのテンポで音楽に力がみなぎっていて、躍動感があって、表現が凝縮されている印象です。ややテンポを落とした第2楽章、第3楽章も悪くありません。弱音をあまり使わず、全体としては線が太い表現を目指しているようですが、濃厚なロマン性を感じます。第4楽章はスケール大きくまとめあげています。 ムラヴィンスキーのブラ2の録音は、他に2種あります。1977年の東京ライヴは、録音のせいかも知れませんが、ホールの残響を多く録りいれたおり、オケの輪郭が甘い感じがあります。1978年6月のウィーン・ライヴは、田園風の味わいというよりは、さらに強靭で意志的なものを感じさせる演奏になっています。録音はやや響く音質がやや乾いている印象を受けます。いずれにしても、ムラヴィンスキー・ファンは3種のブラ2すべてを聴くことになるでしょう。 初期国内盤【廃盤】帯無し、盤面傷無し 10 ライナー(解説書)経年によるシミあり *まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 追加1点に付き各150円引き 10点以上は全品150円引き (単品購入での値引きはご容赦ください)
1 個月前