出来は良く肉厚で歯の辺りの凹凸もしっかりしており額のGクラウンもしっかりと打刻されています。 重さ51.9g、通常の生前やマリアの大きいサイズでも約42gぐらいが普通ですがこちらは17号でもかなりの重さです。 私の所有している現行の顎なしとキーチェーンとの横顔の比較を撮影していますが生前らしい額の角度を確認して頂けると思います。 この額の角度が違うせいで現行のラージスカルリングの刻印はイマイチな物が多いのです。 現行の17号の顎なしとこちらの生前顎あり17号、同じサイズではめ心地も一緒なので新しく画像も載せました。 裏側では明らかに生前の方が厚みが有ります。 裏のGクラウンは生前の絶壁スカルを所有していますので参考にしていただけたらと思います。 日本に入ってくる95年ぐらいからの生前と言われるより、更に前の時期の物でモチーフが確定していない時代のラージスカルリングの初期の物と思います。 購入者様から聞いた情報になりますが東京上野のビルウォールレザーにて購入。 雑誌SENSE2017年1月号にてビルウォールの特集がありますがそこに生前ガボールナギーの作品として多少の相違点はありますが、ほぼ同じ金型のラージが掲載されています。 参考までに画像を掲載いたします。 通常は右の頬骨辺りが膨らんでいますが、こちらのリングと雑誌のはやや凹んでいます。 通常のラージは目が左右上側が尖っておりますが、こちらと雑誌のはやや控えめです。 更に特筆すべきはこちらのラージには顎の辺りに縦の線があります。 消すことは出来ても新しく作る事は出来ません。 雑誌よりも古いものと推測出来ます。 この様にこちらのラージはナギー生前の時代にビルウォールとのコラボの頃にナギー自身からビルが譲り受けた作品になると思います。 この雑誌SENSEは購入者様にお譲り致しますのでしっかりと確認をしていただけたらと思います。 他にも発表されていないガボールの生前の作品が記載されています。 ナギーがアトリエを作る前の時代、ビジネスパートナーとしてビルがメインのレザーを作り、ナギーがそれの装飾のシルバーを作る。 そんなビルが所有していた本物のナギーの生前だと思いますので大切にしていただける方にお願いいたします。 高額商品となります。 返品や購入後のキャンセルはお受け致しませんので、質問からお願いいたします。