【中型】鉄瓶 1.7ℓ 南部鉄器 岩鋳 伝統工芸 美術 唐銅蓋 岩肌鉄瓶 刻印あり。南部岩鋳 清忠と読めます。現在の三代目清茂さん、四代目清末さんよりも以前の岩鋳の釜師が造られたものと推測します。 内側にサビが少し見られますが、状態のよい鉄瓶です。 そのままお使いいただけますが、使いはじめは、お湯を沸かし、何度か入れ替えて下さるとよいかと思います。 持ち手の根元の方を持っていただき、蓋が落ちないようにもう一方の片手で押さえてご使用下さい。持ち手も蓋も熱くなりますので、両方とも鍋つかみを添えてお使い下さい。 湧水を鉄瓶で沸かして飲むと、美味しいです。鉄分補給や水分補給をされるとお体によいと思います。 2〜3人のご家庭で使われるのにちょうどよい大きさです。 お手入れは、お湯を残さず、錆びないよう、軽く空焚きして水分を飛ばして下さい。強い空焚きは厳禁です。蓋の裏に蒸気が残りますので、それも布等で拭ってあげて下さい。 が、実用以上に、この鉄瓶は美術品として大事に鑑賞されるのが、よいかも知れません。岩鋳の歴史の大事な記念物として、コレクションされるのにふさわしいと思います。 幅：約21cm（注ぎ口まで） 高さ：約24㎝（持ち手まで） 重さ:1985g 丁寧な採寸を心掛けておりますが、多少の誤差はご容赦下さい。 中古品ということをご理解頂ければ幸いです。 鉄瓶は日本近代の生活史を彩る伝統工芸品です。実用と鑑賞の両用に資するものです。愛用・愛玩下さいますと幸いです。