●蛙 痩男系の一種。 蛙の相貌は痩男の憔悴さがむしろ凄惨さに変わっています。水死人の相を写したと言われるところから名がつく。平家物語の一説、盛綱の児島奇襲を助け無慙な死で怨霊となった男の面貌。十二余と共に「藤戸」で使用される。他にも痩男も使用。 円形に囲まれた眼窩の中に見られる伏し眼がちな小さな眼と眼の間はかなり離れ二つの眉は眉間でつながり弓なりになって庇状に眼を覆っています。その上、上瞼が下瞼より前に突き出て眼球を覆うようにしていますので、眼より一層強く表現されています。もちろん眼の周囲は朱が注がれています。また、額の乱れと眉と髭の毛描きを弱々しく、それを強調しています。 サイズ 縦 22cm ‪横 14cm 素人撮影のため光の加減で写真によっては色味が異なって見える場合がございますが、購入後、一切使用することなく暗所で保管していましたので、素人目ですが傷や汚れなどは見受けられない美品です。 とはいえ、経年品ですので神経質な方はご遠慮いただき、それをご理解いただける方、よろしくお願いいたします。