日本古典文学大系の著作群で、文学研究や古典愛好者に最適。 - タイトル: 狭衣物語 - タイトル: 夜の寝覚 - タイトル: 日本書紀下 - タイトル: 日本書紀上 - タイトル: 義経記 - シリーズ名: 日本古典文学大系 - 出版社: 岩波書店 ご覧いただきありがとうございます。 1960年代発行 一つも読んでおりません。 原文ままで、現代訳無し、注だらけ、解説だらけで全く手が出ません。 源氏物語は大和和紀で読みました。 狭衣物語、夜の寝覚 さごろも、ねざめ、と読みます。 源氏物語に大感激した貴族女性達が類友同人誌を書きまくって百年後に産まれた二大傑作だそうです。 薫の君に酷似する狭衣宮が天皇陛下にまでなりながら、別れた女の事で、いつ迄でもクヨクヨし続ける話と、 寝覚めの上が不倫の子を産みながら、夫はそれを許して、幸せになった、かどうかわからない。何故なら最終巻が失われてしまったから。というお話。 日本書紀は、安彦さんの漫画以外知りません。 ただ、あえて言うなら、戦前は壬申の乱は歴史から抹殺されていました。天皇家が争うなどあってはならないからだそうですが、じやあ、南北朝はどうなるんでしょう。 ナニが言いたいか。そもそも日本書紀は天皇家が自分たちを正統化する為に編んだにも関わらず、天皇家に都合の悪い歴史が山ほど、ヤマト山ほど、書かれています。 例えば安彦神武には、神武東征に敗れた長髄彦が、貴方は天尊だというが私達は私達の神である大物主こそが天尊だと信じていたのだ、と言うと、神武は、其れは嘘では無い、と答えるのです。こんなの、あまりに体裁悪くって、凡人には、書き残せないですよ。真実を愛する誇りが、歴史を正しく残したのです。 コレがクソクズバカムノウ故に、弾がなければ、愛国心をコメよ、と絶叫した下衆どもと、 英明故に2000年、世界史上最も永く、最も高貴なる血の続く日の元の神門との違いです。 歴史に学ばなければ、大東亜戦争は日本が本当に滅びるまで、何度でも繰り返されるでしょう。 義経記は記録には登場しない京の五条の弁慶さんが活躍する室町時代に作られたヒーローモノらしいです。 此方もまず、モト様の危ない平家物語を読むことをお勧めします。 6、70年もののフル古本です。 美品、良品を求めて、ふるがみを嫌う方は、ご遠慮下さい。