ユージン・オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるベートーヴェンの交響曲第5番「運命」と第6番「田園」を収録したCDです。 ベートーヴェンの交響曲で往年の名演と評されるものは、精神性の深みや激情みたいなものを感じさせるものが多い気がする中、オーマンディ指揮フィラデルフィア管弦楽団によるこれらの演奏は、若干異色なもののように感じます。 一世を風靡したフィラデルフィア・サウンドでもって、表面を磨き、穏やかに曲を料理しているとでも言えば良いのでしょうか… 同じく外面的と批判されることの多い名指揮者、カラヤンの同時期（60年代）の全集による同曲の演奏と比べましても、かなり印象が異なります。 ただ嫌いなのか？と問われれば、逆に大好きで、とても気持ちが和むベートーヴェン演奏だなぁと大いに気に入り愛聴してきました。先般、全集で買い直しましたので、こちらの方は手放すことといたしました。 - タイトル: BEETHOVEN SYMPHONY NO.5 SYMPHONY NO.6 "Pastorale" - オーケストラ: THE PHILADELPHIA ORCHESTRA - 指揮者: EUGENE ORMANDY - 収録曲: 交響曲第5番 ハ短調 作品67 / 交響曲第6番 ヘ長調 作品68 "田園" - フォーマット: CD CD本体には目立った傷や汚れ等は少なく良好ですが、ブックレットには軽微な爪噛み跡が見られ、プラケースには経年による傷や汚れ等が見られます。 中古盤にご理解のある方からのご購入をお待ちしております。