#シュリーの本一覧はこちら ↑その他の出品商品が確認できます 数ある商品の中から選んでいただき ありがとうございます ☆☆（本の情報＆状態説明）☆☆ ・ISBN: 9784846019655 ・中に書き込み・線引きございません ・綺麗にクリーニング後、 　防水梱包にて発送いたします ・その他、気になる点ございましたら、 　お気軽にコメント下さい ☆☆☆☆（本紹介文より）☆☆☆☆ 人は不確実性を前にして、 何を尺度にしてどのように 振る舞ったらいいのか。 本書は、この問いに長年にわたって、 試行錯誤をしながら取り組んだ 18世紀のドイツの哲学者カントの 思考の足跡を辿る。 カントのその思考過程においては、 ドイツ啓蒙の同時代人の思想との 対話や対決があった。 当初カントは、ヴォルフや、 ヴォルフ主義者バウムガルテン 及びマイヤーの蓋然性理論のように、 不確実性の領域では数学的確実性を 基準に探求を推し進めていけばいいと 考えていた。 ほぼ『純粋理性批判』出版の時期 (初版1781年)において、カントは、 道徳法則に基づくところの 道徳的確実性の思想に基づいて、 仮象性の領域において、 全生涯の幸福を賭けることが できるかという尺度に訴えるのである。