世界の名車シリーズ　vol40 HONDA NSR250R［MC18 1988年］の模型 模型寸法 全長135㍉ 全幅55㍉ 全高80㍉ ロードレース世界GP250ccクラスで1985年から3年連続メーカーチャンピオンを獲得するなど、国内外で圧倒的な強さを誇っていたホンダ。そこで活躍したレーシングマシン［NSR250］で得た最新技術をもとに開発された公道用市販車モデルが［NSR250R］。 初代モデルから86年10月に発売されるも、そのわずか1年3ヶ月後にエンジンからフレームに至るまで、全面刷新を図った88年式(通称ハチハチ)が登場。 搭載された水冷2ストロークV型2気筒エンジンには市販二輪車として世界初のコンピュータ制御によるPGMキャブレターが採用されPGM-CDI点火システムや可変排気孔バルブシステム、オイルポンプなど、吸気から点火・排気に至るまで総合的に制御するという画期的なエンジンとなっていた。またフレームには、異形五角形断面材を使用したアルミツインチューブフレームが採用されカウル類はより低く構えたレーサー譲りのスタイルへ。足回りについてもワイドリムのアルミキャストホイールが採用、リアにはラジアルタイヤを装着。フロントブレーキに異形4ポットキャリパーと大径ディスクプレートを組み合わせるなど最新技術が投入されていた。 ライバルモデルの追随を許さぬ、運動性能・装備によって国内ライダーを魅了。プロダクションレースでの活躍もあり、その人気を不動のものとした(ハチハチ)は今なお『歴代最強のNSR』と語り継がれている。 車種類...国産車 社名/国名...ホンダ