恐らくは北アフリカ・モロッコの古都フェズ由来とみられるシルバープレート（真鍮／銅下地の可能性あり）のトレーと推測しています。 全面に交差する幾何学文様と六弁ロゼット（花文）が精緻に刻まれ、縁取りには連続する小波状の装飾（スカラップ）が施されています。 裏縁には「FES 98 7 14 KIJIMA」の刻印が確認できます。写真、最後の2枚参考。 経年による銀特有のくすみや緑青、細かな小傷が見られますが、古色としての深みを与えています。 磨き上げて光沢を楽しむのも良し、現状のままアンティークの趣をインテリアに取り入れるのもおすすめです。ジュエリーや小物を置くトレイとして、または酒、お茶・コーヒーサーブ用やディスプレイに幅広く活用できるかと思います。 サイズ：約 31.5 × 24 cm #トルコ