貴重な歴史の一片、江戸時代の名作『児雷也豪傑譚（じらいやごうけつものがたり）』第四十三編下巻（最終編）をお届けします。希少な一点物です。 本書は天保10年（1839年）より刊行が始まり、江戸後期から明治初期にかけて全43編が書き継がれた長編合巻。初編は美図垣笑顔が手掛け、その後は渓斎英泉、一筆庵、柳下亭種員、柳水亭種清らが執筆を担い、挿絵は歌川国貞をはじめとする7人の浮世絵師が手掛けた豪華な作品群です。 主人公・児雷也は蝦蟇を操る忍術で活躍し、宿敵・大蛇丸や、後に妻となるナメクジの妖術使い綱手と共に“三すくみ”の物語を展開。伝説の忍者譚として語り継がれ、現代の人気漫画『NARUTO』の原型とも言われます。 本品は最終編にあたり、約185年を経た実物。経年によるシミ・シワ・破れ、文字かすれはありますが、歴史的価値は大変高いものです。サイズ：縦18㎝×横12㎝、全20頁前後。 さらに本品最大の魅力は、「解読と現代語訳の解説書」をお付けする点です。私自身がくずし字をテキスト化し、現代語訳を行った解説書（松葉23発行）を添付いたします。専門知識がなくてもスマホ一つで草双紙の世界へ踏み入れることができ、古文書の読解体験を楽しめます。 また、本資料がご不要の場合は、購入前にコメント下さいませ。お値引いたします。 保存にはグラシン紙カバーを施し、防虫効果のあるハッカ油用紙を同梱。安心して保管いただけます。 江戸文化、忍者譚、浮世絵、文学史に関心のある方はもちろん、コレクションにも最適です。この機会にぜひお求めください。 #NARUTO #忍者 #浮世絵 #歌舞伎 #児雷也 #骨董 #古書