第二次世界大戦中のアメリカ陸軍航空隊で運用された戦闘機「P-47D サンダーボルト」の塗装済み完成品です。 スケールは1/48、マイクロエース製です。 （元々は、アリイ製作所から発売されていた金型を、マイクロエースが引き取って販売を続けているキットのようです。） 基本的にはストレート組み、オール筆塗りです。飛行状態で接着固定しておりますが、ランディングギアのパーツもおつけいたします！ 主翼パーツはキットそのままの状態では接着が困難だったため、真鍮線を仕込んで強引に接合しております。 基本色はシルバーで仕上げております。フラップやエルロンのシルバーの色調を変えてみました。差し色にはレッド、イエロー等を使用しています。 デカールはキット付属のものですが、国籍マークのみ、別売りの「サンダーボルト用」のサイズを使用しております。フラップ上の赤は塗装で再現しました。 取り扱い説明書等、付属品は写真をよくご確認くださいませ。未組み立て状態ですが、胴体下や主翼下面に取り付け可能な爆弾が付属していました。 リパブリック社によって開発された「サンダーボルト」。同世代のどの単発レシプロ機よりも大柄で重量級の機体を、大馬力のエンジンで飛ばそう！というマッチョなコンセプトから生まれた機体です！ 実戦では、ブローニング12.7ミリ機関銃8挺という大火力に加え、爆弾やロケット弾を多数装備して、地上攻撃機として大活躍。ドイツ軍からは「ヤーボ（ヤークトボンバーの略）」と呼ばれて恐れられました。 本キットは、「ファストバックキャノピー」を装備した「サンダーボルトD型」の前期型を再現しております。 このタイプは、鋭角に絞り込まれた胴体上部を「カミソリ」にたとえ「レイザーバック」と呼ばれました。速度性能こそ高かったものの、「後ろが見えにくい！」とパイロットたちからは不評で、後の「バブルキャノピー」装備のD型へとつながっていくこととなります。 キットでは、第8空軍第56戦闘大隊に所属しているロバート・S・ジョンソン少佐機を再現。無塗装銀を基調とした派手なカラーリングが、ギラギラと攻撃的に映ります！ 素人の制作物ですが、それでも大丈夫という方はぜひご検討くださいませ。 ゆうパケットにて発送予定でございます。梱包には万全を期しますが、予期せぬ破損等ありましたら申し訳ございません。