東ドイツ時代、1950〜90年頃に製造されたと思しきコーヒーポット、クリーマー、シュガーポットのセットです。 ソ連崩壊直後の駐在時代にモスクワのアンティークショップで購入したフルセットの一部です。 アンティークかと思って居ましたが、底面のマークを確認したところ東ドイツ時代の物の様なのでアンティークと見做される100年は経過しておらず、比較的近代の物という分類になる様です。 フルセットで購入したものの、カップアンドソーサー2セットを誤って破損、廃棄してしまっため、有名店から最近の物を購入しましたが、そこで分かったのは色合いの違いで、最近の物は明らかに塗料が薄くなって居ます。よく言えば明るく、悪く言えば軽い感じになっている様です。 流石にマイセンの上級品なので最近の北欧の某メーカーとは異なり中国、タイやベトナムで作られている様な事は無いとは思いますが、ヨーロッパのブランド品は儲かりさえすれば何処で作っても良い、というスタンスなので、マイセンでさえ信用はできないかと思います。 その意味では明らかに東ドイツで作られたこのお品は出自がはっきりしていると言えるかもしれません。 写真を確認頂ければ分かりますが、何処にもキズや欠けはありません。 価格は状態を考慮してすると安めに設定して居ます。 断捨離の一環でもありますから。 更に細部を見たい方はコメント頂ければ一回のみ写真は追加します。