【象シリーズ】小銭入れ(タイシルク織物)　2個 ブルーとゴールド 大きさ12.5×8センチ 2021年11月に開催された小川未明フェスティバルで出品されたものです。今年のテーマは「夏の晩方あった話」でした。 未明童話「夏の晩方あった話」は、紙芝居屋の小父さんが、紙芝居が流行らなくなったので飴細工屋に転職しようとする話です。 子供たちの前で飴細工の象を作りますが、作った象はへたくそでした。「これが象なの？　鼻が足みたいだ」と子供たちは、げらげら笑います。そして言うのです。「おじさんは、やはり、お話がいいよ」「もう、そんなもの、つくるのおよしよ」「僕たち、ほかの人のをきかないから」小父さんはまた、紙芝居屋をはじめようと思います。童話の結末はこうです。「どんなに、小父さんは、やさしいみんなの心を、ありがたく思ったでしょう」 フェスティバルでは象の商品を多数出品いたしました。