ご覧いただきありがとうございます。 こちらは明治四年（1871年）発行の能楽書『謡作替名 下』です。 明治初期に大阪の浅野彌助より出版された貴重な初期謡本で、京都の檜常之助発行印が押されています。 深緑色の和紙表紙には唐草文様の型押しがあり、題箋には墨筆で「謡作替名 下」と書かれています。赤糸の和綴じ装丁。 本文は振り仮名付きの謡曲本文で、墨の濃淡や筆跡が味わい深く、明治期独特の活字・筆写混合形式が見られます。 全体的に良好な状態ですが、表紙に軽いスレや小シミ、本文に薄い経年ヤケがあります。綴じはしっかりしており、通読・展示ともに問題ありません。 【内容】謡作替名 下（能楽曲の替名集・謡詞集） 【発行】浅野彌助／檜常之助（明治四年刊） 【サイズ】約27×18cm（A4相当） 【状態】やや経年感あり（表紙スレ・軽いシミ） 【発送】ゆうパケットポスト／匿名配送（防水・緩衝梱包） 【おすすめ】能楽研究・古典文学資料として貴重な一冊。和綴じ本・明治期古書コレクションにも最適です。 ※写真をご確認ください。状態は実物を優先します。 English Summary: Rare Meiji-era Noh chant book, Yōsaku Kaimei (Vol. 2), published in 1871 (Meiji 4). Printed and distributed by Asano Yasuke, Kyoto. Green washi-style embossed cover with calligraphic title slip, red thread binding. An excellent collectible for Noh and classical Japanese literature enthusiasts. Some minor wear and light foxing consistent with age. #能楽書 #謡曲 #古書 #和装本 #明治期 #和本 #伝統芸能 #骨董 #文化資料 #日本文化 #和綴じ本 #古本好 #Antique